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SGHグローバル・ジャパン

首都直下型地震を想定したBCP訓練を実施

その他

SGホールディングスグループの国際貨物事業、物流倉庫事業を担うSGHグローバル・ジャパン株式会社では、防災とボランティアの日に合わせ、首都直下型地震を想定したBCP訓練を、1月17日(木)に本社にて実施いたしました。

現地対策本部(拠点責任者構成)の様子
統括対策本部(経営層構成)の様子

今回の訓練は、経営層・拠点責任者ら24名が参加し、関東を中心に震度7・マグニチュード7.3の地震が発生したというシーンを想定。発災から数日後までの初動対応から事業継続判断に至るまでの対応を、経営層で構成する「統括対策本部」と、各地の事業拠点が担う「現地対策本部」に分けた「2次元シミュレーション」にて、より実践的な体制で訓練を実施いたしました。

訓練の舞台は、4カ所あるSGHグローバル・ジャパンの保税倉庫の中でも最も取り扱い量の多い「成田ロジスティクスセンター(千葉県成田市)」を中心に展開。従業員等の安否確認から、お取引先さまへの現状報告などの初期対応、海外からの緊急物資に対する通関依頼への対応可否判断などを課題とし、国際物流事業を担うSGHグローバル・ジャパンの事業をリアルに再現しました。参加者は与えられた情報をもとに、その時々の状況を的確に把握、判断することを求められました。 また、今回初の「2次元シミュレーション」として同時進行した「統括対策本部」では、被災拠点への支援、お取引先さまへの応対に留まらず、SGホールディングスグループに対する報告、応援体制についても判断を迫られ、緊迫した状況の中グループ間連携についても確認いたしました。

本訓練終了時には、「従業員とその家族の安全が最優先」という意識を持ちながら、事業継続のために時々刻々と変化する環境に合わせた最適な対応を常に検証していく重要性を改めて共有することができました。

SGHグローバル・ジャパンでは、これまでも定期的な事業継続計画(BCP)の見直し、事業継続マネジメント(BCM)を実施しており、昨年4月には全従業員分の「非常用持出リュック」と「ヘルメット」を各拠点に配備し、安心して働ける環境作りを推進してまいりました。

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非常用持出リュックとヘルメット

これらの活動を通じて、有事の際においてお取引先さま、行政、関連会社など、SGHグローバル・ジャパンに関連するすべてのステークホルダーの事業継続・早期再開を目的に、今後もサプライチェーンにおけるBCP・BCMの実効性の検証・改善に取り組んでまいります。

実施概要

実施日時 2019年1月17日(木)13:00~16:30
実施場所 SGHグローバル・ジャパン本社(東京都品川区勝島)
参加者 SGHグローバル・ジャパン経営層・拠点責任者ら24名(統括対策本部4名、現地対策本部4名×5チーム編成で実施)
内容

大規模災害発生時の初動対応および、事業継続判断に至るまでの課題解決訓練

  • 従業員安否確認
  • 従業員家族への対応・帰宅支援
  • 近隣企業への協力判断
  • 現状報告などの初期対応
  • 海外からの緊急物資に対する通関依頼への対応可否判断 他
備考 ※訓練開始と同時に、SGHグローバル・ジャパンの全従業員(288名)に「安否確認」を発信、24時間以内に応答率95.5%を達成

SGHグローバル・ジャパン ウェブサイト
http://www.sgh-globalj.com/